伝統的木造建築物の耐震性能検証実験
先日、震動破壊実験施設(E-ディフェンス)で行われた『伝統的構法木造建築物の耐震性能検証に関する実験』に9月19日に行ってきました。その時の実験状況をまとめた動画です。
この伝統的木造建築構法とは、築40以上の建築物に多い構法で、一般的によくいわれている「古民家」と考えていただいてもいいかもしれません。
実験の結果から私なりの考えを少し…
この実験は新築の伝統的木造建築物構法です。実際に現存しているこの構法の建築物は築40年以上も経過した建築物ですので、この実験結果は間違って解釈されそうです。築年数相当の劣化を考えるべきだと思います。
劣化を考慮して考えれば、震度6強で崩壊すると考えた方が自然だと思いますが、実際には震度5以上の地震で崩壊している実例もたくさんあります。
さて、皆さんのお考えはいかがでしょうか。