自然素材へのこだわり

自然素材へのこだわり

リフォームの匠として、ハウスドクターとして

当事務所の理念は 『安心して安全で暮らす』 『空間を楽しむ』 『コストは適正でなければならない』です。
家は食生活と同じです。『食す 暮らす=安心して安全でなければならない』と私は考えています。皆さんはどのようにお考えですか?
今【自然素材住宅】で検索しますと、なんと!約2,410,000件(yahoo!JAPAN検索 2016年5月現在)すごい件数ですね。びっくりしました。
では、この中で自然素材のことを詳しく理解し、最良の施工方法を行っている施工会社は何件あるでしょうか?
また、たくさんの自然素材の建材が世の中にあります。
はっきり言ってピンからキリまであります。
自然素材だから安心と考えている方が多いですが、間違っていると私は思います。

岐阜県 - 銘木市場 –

その方に合った自然素材を選定し、(TV番組の『大改造!! 劇的ビフォーアフター』みたいですね)施工する。
また、自然素材の建材の中にいろいろな薬品が入っている事例もたくさんありますので(普通にありますので)注意が必要です。
そのわけの分からない建材を営業(たぶんその建材を把握していない)が勧める自然素材を使ったリフォームや新築を貴方が行っているとしたら?
また施工する側もまったく解らないで施工していることしたら?
(特に下請けを使っています大手のリフォーム工会社の皆さん、勉強し把握されましたでしょうか)
その建材を造っている職人さんとお話をされましたか?
その建材の製造工場にいかれましたでしょうか?
原材料から製品になるまで、ご自信の目で、体で、五感で感じとりましたでしょうか?
そういえば、TV番組の『大改造!! 劇的ビフォーアフター』でよく出てきますね。建築家(匠)が工場に出向いて確認するとか、通常はなかなかあり得ないことですね。また建築家(匠)がその建 材を使って物を一緒に作ることも少ないと思いますが、さすがTV番組ですね。
また、自然素材は、ある程度腕の良い職人さんでなければ、施工が難しいですよ。誰でもできると考えないほうが良いと思います。

■長野県 松本市  – 建材 製造工場 –

今でも私が指導して、施工の仕方を教える大工さんもたくさんいます。(本当に良い大工さんはどこに行ったのでしょうか)
今の大工さんは、鉋も使ったことがない、墨つけもできないとか、びっくりですね。プラモデルのような既成品しか使えない大工さんもたくさんいます。悲しいことです。
当たり前のように工業製品のように施工(間違った施工方法で施工)
している現場をたくさんある事も見てきました。ビックリです。(管理者は何をしているのか?)
そんなリフォームや新築でクライアントは安心して安全に住めるのでしょうか?
一度聞いてみてください。その会社に。
この材木は、どこで取れたのか?
どういう工程で加工(施工)されて施工場に運んできたのか?
この材は誰が選定したのか?
その建材のメリット、デメリットは?
なぜその建材をクライアントに勧めるのか・・・等
本当によい品物で価格が適正で、消費者が安心して使える建材って少ないと思います。
本当は施工する側の人間が、その産地に出向き、その状態を調査し把握して、こだわって施工する建材・材木を決めてクライアントに勧めなくてはならないと思います。

■奈良県 吉野郡  – 建材 製造工場 —

私は自然素材・建材の加工(施工)状況について、必ず確かめています
。(こだわりなのかもしれませんが)
私が実際に現地に出向き、どのような工法でその建材が作られているか?
その材木の出先は?
原料は?
その加工方法は?
当事務所が使う建材は作り手(加工した工場・産地等)が見ることができますし、また、
その工場に一緒に同行することもできます。
今の世の中、本当に『見えない事が見える事=安心・安全』が少ないです。
当事務所では私がプロの目で、自分自身の五感で感じ納得した建材を使用して
(全部ではありませんが)施工し、施工管理を横田及びスタッフが行っています。

■埼玉県 秩父市 - 珪藻土建材 製造工場 –

職人しかり、建材しかり、自分自身が納得した(責任の取れる)作り手が見える、
最良の施工方法で、はじめて クライアントに安心して頂ける『家造り』ができるとと私は考えています。
昔の棟梁(匠)いわれる方は、山を知り、材を知り、土地を知り、何もかも知りつくしてから、
施工したといわれています。
(昔の棟梁、匠ですね。私の憧れです。TV番組のビフォーアフターみたいですが・・・)

私は常に『安心して安全に暮らす』このことが、一番難しく一番大切と考えて仕事を行っています。