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 ハーフDIYリフォーム(セルフリノベーション)・ 一戸建て住宅リフォーム/大阪府 堺市 H様リフォーム

立体ワンフロアの家

 
出会い
H様とはこんなメールから始まりました
 
リフォーム相談メール
 

横田様

 こんにちは。HPを拝見して、メール差し上げています、Hと申します。この度、築32年の木造2階建て住宅を購入することになりました。その家の全面改装をお願いしたいのです。リフォーム予算は○○○万円です。といいましても貯蓄がそれだけあるだけではなく、住宅ローンの限度額が○○○万円なのですが。

 私は自然を感じることのできる家に住みたいと長年思っていました。田舎暮らしに憧れたりもしました。

横田さんのHPを拝見して、『これだ!!これしかない!!』と思いました。自然素材でできた家も、私自身がリフォームに携わることも、どちらもとても素晴しいです。まさに私の理想です。

横田さんのHPを見たことが住宅購入のきっかけになりました。こんな家に住みたいなあ、家遣りしたいなあ…。よし、私も真剣に住宅購入を考えるかと思い、家を探し始めたらあっといううちに購入が決定してしまいました。こうなったら後は、横田さんからなんとしてもよいお返事を頂かねば…という心境なのですが。ぜひともお引き受けいただけないでしょうか。

 住所は大阪府堺市です。土地面積:57.22? 建物1階:29.81? 2階:24.84?
 住宅ローンは認証待ちですが、まず問題はないと言われています。どうぞよろしくお願いします。

 
 
なんと、私のHPを見て マイホームを購入するなんて!!!しかも契約は済んでいるということで 私はピックリ!!!そして このメールをお返ししました。
 

 今晩は 横田です。ありがとうございます。そうなんですか、私のHPが購入のきっかけですか、すごいですね、ありがとうございます。詳しくご相談してください。できるだけお力になりたいと考えています。

 私どもはHさんと一緒に生活空間を創っていくと考えさせていただいています。ですから、お客様という概念はなく、パートナーまたはハウスドクターという関係になりますがよろしいでしょうか。

 一度 私どもが施主様と一緒に造った家を見ていただきたいのですが、それからお話をさせたいただきたのですがよろしいでしょうか。お返事お待ちしております。

 
 
■外観

お伺いしたご予算的には 外壁まで手を加えることは難しかったのですが“夏でもエアコンよりも自然の風で暮らしたい”そんなHさんの想いから既存の外壁の上からの施工を提案し、外部からの視線を充分に遮りながらも柔らかな光と風を取り込むことができるよう“たて格子”で覆うことにしました。人目を気にすることなく“窓全開で”秋の風を楽しんでいらっしやることと思います。

 
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■2F洋室

不足していた梁を補強し、構造上の問題を解決。既存の天井を取り払い、梁を露出させたことで、広々とした空間にとなりました。渋茶の竹フローリングが落ち着いた雰囲気を演出し、壁仕上げの珪藻土は柔らかな質感で部屋全体をやさしく包み込んでします。自然素材それぞれの良さが融合しあって、この部屋を構成しています。

 
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部屋のコーナーに、ちょっとした棚を造りました。材にはシナランバーを使用。しっかり収納することもできるし、壁に取り付けたオープンシェルフとあわせてディスプレイ的に収納することもでき、何かと重宝しそうです。物が入れば部屋の雰囲気もまた変わるもの。どんな風にこの部屋がアレンジされていくのか、今から楽しみです。

 
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白を基調にした壁には、床の渋茶に合わせて同系色の建具枠を取り付けました。色使いひとつで部屋の印象も大きく変わりますね。

 
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■バルコニー

経年の変化で老朽化した波板を新たに張替えました。たて格子は耐食性を考慮して、オイルステインで仕上げています。以前の無機質なベランダが木のぬくもりあふれるやさしい雰囲気になり、入り込む光や風も心地よく感じられます。

 
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■階段

階段の閉塞感、視界の悪さを何とかしたいという施主の要望かなえるために、押入れをつぶして、たて格子を設けました。収納よりも住環境の改善を優先させ、結果として 風が通り、光が入る気持ちのよい階段になりました。

 
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■キッチン

たて格子を通して入り込む柔らかな光で部屋全体がやさしい雰囲気になりました。施主の希望のアジアンティストとするために、床の仕上げには竹のフローリングを採用。節の浮き沈みが味のある雰囲気を演出しています。

 
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狭く、使い勝手の悪かった以前のキッチンは撤去して、業務用のキッチンを取り付けました。配列をU型とすることで必要な作業スペースを確保しつつ、家事動線の向上を図りました。調理、配膳、後片付けがスムーズにこなせます。食器棚に取り付けた木の天板は吉野杉です。ちょっとしたところにも施主様の自然素材へのこだわりが伺えます。

 
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■トイレ

寒々しい青色のタイルは、温かみのあるテラコツタタイルに張替えられ、壁の仕上げは珪藻土としたことで、トイレに最もふさわしい落ち着いた空間となりました。

 
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■洗面

階段下のわずかなスペースに取り付けられていた以前の洗面台。
狭く、暗いため場所を移動しました。白い陶器の洗面台にかわいらしい水栓金具が取り付けられおしゃれな洗面スペースが出来上がりました。

 
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■本棚

クローゼットに見えますが、実は本棚です。本一冊の大きさは、たいしたものではないけれど、それがたくさん集まるとその色や形が部屋の雰囲気にそぐわないこともあるものです。そんな時、本棚の扉を閉めてしまえば、木の温もりの漂ういつもの部屋に元通り。棚の中が少し乱雑になっていても気になりません。

 
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■梁

天井を高くして露出させた梁をOSB合板で仕上げました。木片を圧縮形成されて作るOSBの独特の表情がアクセントとなっています。

 
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■ルーバー

たて格子の下は階段で1階とつながっています。もとは押入れだったこの場所、今では風の通り道になっています。心地よい風がこのたて格子を経由して家の中を通り過ぎていきます。

 
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■ニッチ

寝室にニツチを設けました。天板は床とそろえて竹を使いました。珪藻土の白とマッチして、落ち着いた雰囲気です。DIYを希望していた施主様。珪藻土塗りは初めてとのことでしたが、素人とは思えぬコテさばきできれいに仕上げていきました。コーナー部分も器用に塗り上げています。

 
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■小窓

階段側の壁に造られた4つの小窓。リビングで扉を閉めていても階段室のたて格子が見えるように。とのご要望でした。廊下の明かりがチラリと顔をのぞかせて、向こう側の様子をやんわりと伝えてくれます。

 
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■テレビ台

寝室に造られたテレビ台。背板には配線用の穴を開けました。キャスター付きなので、移動可能。通販やホームセンターで安く購入することもできましたが、自然素材と部屋の雰囲気にこだわって、大工さんに造ってもらいました。

 
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