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ハーフDIYデザインリフォーム(セルフリノベ)マンションリフォーム 東京都 板橋区 O様邸
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DOORS
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2008年秋、中古マンションを購入され、リフォームを考え始められたO様。依頼先や工事内容について、資料集めなどに奔走されたものの、イメージに見合う施工業者に出会えず、建築家との家作りも視野に入れて家づくりを考え始められた頃、弊社のホームページをご覧いただいてのご依頼となりました。
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リフォーム ご要望
- 古いものが似合う空間イメージ
- アールを用いたデザイン、納まりを希望(ex:建具枠の上部、廊下の天井など)
- 珪藻土仕上げ(DIY施工希望)
- 各室の建具交換(あらかじめ希望のデザインイメージ有)
- 床の一部にコルクを使いたい
- 木製サッシの使用
- 間取りの変更
(既存和室をリビングの一部にして、一部に小上がりをつくりたい)
- 廊下、洋室に本棚を設置
- キッチンの扉交換(意匠変更)
- 設備の一部交換(トイレ・洗面)
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などでした |
打ち合わせ当初から、ディテールへのこだわりを持たれていたO様のイメージを実現すべく、O様とともに横田とスタッフが頑張った、各室毎に異なるイメージを楽しめるこだわりたっぷりのリフォームになりました。
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玄関と洋室との間仕切り壁を撤去して、ニッチと本棚を新設しました。ともすれば、無機質になりがちなマンションの玄関ですが、四季折々のものや、お気に入りの一品を飾る楽しみも増えました。やや無機質に感じられていた廊下は、パインフローリングと珪藻土、こだわりの建具に囲まれた温かみのある雰囲気に様変わり。
ニッチの棚板には型板ガラスが入り、珪藻土のテクスチャと乱反射した光が、雰囲気のある空間を作ります。 |
味気ない「ふつう」の部屋だった洋室が、O様のこだわりがたっぷり詰まったお部屋に大変身しました。壁も床もナチュラル感たっぷりに、素材本来の色を生かした仕上げとしています。壁一面の本棚は、圧迫感が出ないようにシナ材の色を生かしたクリアで仕上ることで、空間にも溶け込みます。これは、あまり広さが無い部屋ならではの工夫のひとつです。
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西洋の古いアパートメントや日本の弁柄色を彷彿とさせるような色の珪藻土で壁と天井を仕上げました。床と家具はダークブラウンで統一し、空間を引き締めます。壁と天井は暖色ではありますが、彩度を抑えた色なので独特の雰囲気とともに、アンティーク家具が似合いそうな、落ち着きのある空間となりました。
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床はパインフローリングを張りました。通常よりも幅広のフローリングを使い、よりパインの素材感がたっぷりと感じられます。DIY塗装でアンティーク調に仕上げました。
壁はオフホワイトの珪藻土をDIY施工。ダークブラウン×オフホワイトでコントラストがききつつも、あたたかみのあるリビングに生まれ変りました。 |
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窓際に取付けた
ブラケットライトも
空間にエッセンスを沿えています。
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リビングに隣接する和室のテーマは和モダン。押入れの建具は襖紙を張り替えてリメイクしたものです。千鳥格子のデザインは、インテリアや建築についても関心の高いO様が「桂離宮」の襖をイメージされたものです。床は縁無し半畳の畳を採用し、天井は網代を竹で抑えてしあげています。『千鳥格子』というデザインコードを設けることで異素材がうまく調和して、すっきりとしたモダンな和室に仕上がりました。
壁は藁すさを混ぜた珪藻土で、シンプルに仕上げることで他の部分をうまく引き立てています。 |
洗面カウンター、ボウル、水栓金具、床・壁の仕上げを交換しました。
カウンターはホワイトモザイクに白いボウルを乗せて、さわやかで清潔感の感じられる水廻りになりました。
壁のマーブルモザイクタイルとアンティーク調の蛇口が空間にアクセントを加えています。 |
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特に建具に対するイメージを強くお持ちのO様。こだわりの建具をまとめてご紹介♪ |
<洋室1・2>
同じデザインの建具に、それぞれ違う型板ガラスを入れています
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<リビング>
廊下とリビングの間の扉は、O様こだわりのひとつステンドグラスの両開き扉となりました。ステンドグラスは今回オーダーしたもの。シンプルなデザインではあるものの、引越しが終わった後、日に日に好感度が上がったものの一つのようです。
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<和室>
和室の木部は柿渋+べんがらでDIY塗装をされました。赤み掛かった深みの有る黒をイメージされての塗料セレクトとなりました。使い込むほどの味わいが出る仕上げ方なので今後の経年変化が楽しみな部分の一つとなりました。
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使用建材の吟味、塗装と左官の施工などなど。O様も大活躍のリフォームとなりました。 |
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