京都市左京区マンションリノベーション・北欧スタイルマンションリフォーム・オーダーキッチン

フルデザインリフォーム・ マンションリフォーム/京都市 Y様邸リフォーム

『北欧スタイル 』

出会い

『いつかきっと素敵なリフォームをしたい･･･』そう思っていた京都市のＹ様と、 私たちとの出会いは、2003年9月発売の雑誌『Leaf 京都』です。弊社の掲載記事をご覧になった事がきっかけでした。しかし、初めてメールをいただいたのは、それから何と1年後の事。その間ずっと、弊社にリフォームを依頼すべきかどうか悩んでおられました。というのも、過去に2回行ったリフォームでとても大変な思いをされたからなのです。 ここ数年のリフォームブームの波に乗って様々な業種の様々な業者がリフォーム産業に進出しています。多くの業者は誠実な施工を行いますが（当たり前なのですが）中には不当な契約を迫り、法外な施工代金を騙し取ったり、不必要な施工をしたりするような悪質な業者もいる事は事実です。どんなクライアントも多かれ少なかれ期待を持ってリフォーム工事に臨むもの。そんなクライアントの気持ちを踏みにじるような誠意の無い対応やいい加減な施工･･･。同業者として本当に許せません。リフォームがしたくても、どの業者に依頼をしていいのかわからない、どうすればいいのかわからない･･･業者に対して不信感や不安感を抱くのも無理はありません。 しかし、Ｙ様は数ある設計事務所や工務店の中から弊社にリフォーム工事を依頼して下さいました。その気持ちに精一杯応えたい、弊社に依頼して本当に良かったと心から思ってほしい･･･そんな思いから始まった今回のリフォーム工事、様々なハードルを一つひとつ乗り越えながらようやく完成に至りました。

ご要望 北欧風の素朴で温か味のある雰囲気 収納の充実（物が散らからないすっきりとした空間） ギター専用の収納スペースを作って欲しい 使いやすいキッチンにしてほしい

リフォームコンセプトは、『ハウス』ではなく『ホーム』を、やすらぎをカタチにしたような家を造ること。自然素材の良さを最大限に引き出して、住む人をやさしく包み込むような家を造ること、そんなことを心がけてつくりました。

■玄関

暗く、古びた以前の玄関は、テラコッタタイルが映える美しい空間に生まれ変わりました。タイル、ケイソウド、パイン･･･おなじみの自然素材ですが、暗くなりがちなマンションの玄関だからこそ、その効果が最大限に引き出されます。 収納できずに溢れていた靴たちも、大容量の玄関収納ですっきり納めることができます。コート掛けも新たに作り使い勝手の良い玄関収納になりました。 既存の玄関ドアは、新しい玄関の雰囲気に合わせてたまご色に塗り替える予定。 完成が楽しみです。

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■フリールーム

玄関から一番近いこの部屋は客間として、ワークスペースとして多目的に利用できるフリールームとしました。引戸を開けるとウォークインクローゼット、その奥は寝室へとつながっています。わざわざ廊下に出なくても収納を介して部屋同士を行き来できるよう、生活動線の簡略化を図りました。

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■キッチン

以前のキッチンは対面式ではあるものの、薄暗くて閉鎖的。そこで、思い切って吊戸を撤去しました。自然素材をふんだんに使った開放感のある明るいキッチンの完成です。庭の美しい深緑を眺めながら家事を楽しむことができるようになり、Ｙ様も大満足です。

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		↑キッチンからの眺め

■リビング・ダイニング

洋室と和室の間仕切りを取り払い、リビング・ダイニングに。パインフローリングと珪藻土に包まれた優しいアットホームな空間です。天井にはフランスの古城で実際に修復等に使用されているアンティークビームを取り付け、大空間のアクセントとしました。寝室の建具を引込めばＬＤＫと一体の大空間になります。用途に併せて様々な使い方ができる多目的な空間が出来上がりました。

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■寝室／ウォークインクローゼット

ＬＤＫと一体で使う事も考えると、寝室はできるだけ物を置かずにすっきりと使いたいものです。何でも入る大容量のウォークインクローゼットを設けたおかげで、必要最小限のスペースながら、すっきりと使う事ができるようにしました。クローゼット内部は、炭シートとスノコ板で壁・天井全体を仕上げています。これで湿気やカビを未然に防ぎます。奥のフリースペースと一続きとした事で、風の通り道もできました。収納に最適な空間です。

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■ＡＶボード

テレビ・オーディオ・仏壇とカウンター上に置くものがあらかじめ決まっていたので、それらにあわせてつくりました。仏壇用の経机（プッシュ式のカウンター）は大工さんの力作です。

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■キッチンカウンター

Ｌ型キッチンのコーナー部分は、通常回転式のコーナーユニットなどを取付けて収納として利用しますがそのスペースを100％生かしきれないのが実情です。決して使い勝手が良いとは言えません。しかし、そんなデッドスペースもキッチンの対面からワゴンス収納として利用すれば、効果的。ワゴンの引手にはＹ様が選んだ真鍮製のバーを取り付けました。この引手、ワゴンの前と後ろにひとつずつ取り付けたので、どちらが前でも後ろでもＯＫ。ちょっとした遊び心で便利に、楽しく収納ができるようになりました。

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■壁面収納

ギターが趣味のＹ様のために、ギター専用の収納スペースを作りました。湿気を避けるため、炭シートとスノコ板で収納内部を仕上げました。ギターの保管には最適な空間です。そのほかにも、アンプやエフェクターなどが収納できるワゴンが2つ。奥行きの深いデスク下ですが、ちょっとした工夫で簡単に出し入れする事ができるようになりました。2つのワゴンには、Ｙ様お気に入りの大きな取手をつけました。木目のおとなしいシナ材でつくった壁面収納のアクセントになっています。

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■ガラスブロック

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玄関を入ると真っ先に目に飛び込んでくるのがこのガラスブロック。 色とりどりの光が優しく出迎えてくれます。マンションの玄関は暗くなりがちですが、フリールームに差し込む光がガラスブロックを通して玄関に届くので以前より明るくなりました。

■ニッチ

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長い廊下の壁には、5つのニッチを作りました。部屋と部屋をつなぐ役割の廊下、ただ通り過ぎてしまうだけではもったいない！お気に入りの小物やグリーンを飾って、大好きな空間がひとつでも増えれば･･･そんな思いでつくりました。珪藻土のやさしい風合いとパイン材がよくマッチしています。

■トイレ

■洗面所

トイレ本体はそのままに、室内の仕上げを全て変えました。背面のカウンターにはパインの集成材を作りつけ、天井にはピクチャーレールを取り付けました。狭い空間だからこそ飾ったり、彩ったり、自分なりに楽しむことのできる仕掛けをあらかじめ用意しました。	既存の洗面台はそのままに、鏡と照明を取り替えました。可愛らしい鏡と小さな照明はＹ様のチョイス。クロスも新しい洗面所のイメージに合わせて可愛らしい柄を選びました。
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